だーりんずへの「ダメ出し」10連発
実力はありながら「ブレイク寸前」を抜け出せないだーりんず。
技術も構成力もあるのに、心に刺さらない。「うまいけど、つまらない」
これが今の評価です。
ここでは、本気で突っ込む形で10個の問題を指摘します。
1. コントスタイルの「アップデート不足」
彼らのコントは設定と演技力で魅せる「職人芸」ですが、正直なところスタイルが古い。ここ数年、新しい形の笑いを生み出せていません。
2. KOCでの「深刻な戦績不振」
最大の武器であるはずのキングオブコントで、2019年以降「準決勝」にすら進めていません。得意分野で若手に負け続けている事実は深刻です。
3. 松本りんすの「クズキャラ」一本足打法
コンビの知名度が、ほぼ松本りんす氏の「借金・カツラ・クズ」エピソードに依存しています。テレビも「りんす単体」で呼ぶ方が使いやすい状態です。
4. 相方・小田の「空気すぎる」存在感
最大の問題点です。りんす氏の横に立ってはいますが、小田氏のキャラクターやツッコミの「顔」が全く見えてきません。
5. 致命的な「コンビのアンバランス」
「強烈なキャラクターのボケ」と「無個性のツッコミ」という構造は、コンビとして非常にアンバランス。これでは化学反応が起きません。
6. ツッコミが「弱すぎて」笑いが増幅しない
りんす氏の強烈なボケや奇行に対し、小田氏のツッコミが「普通の人」の反応すぎて、笑いが爆発する前に減速してしまいます。
7. 「第3の武器」が何もない
①コント(実績は過去)、②りんす氏のトーク(単体)以外に、コンビとしての武器がありません。ロケ、ひな壇での掛け合い、ギャグなど、計算できる武器が皆無です。
8. 「SMAの二軍」から抜け出せない
錦鯉やバイきんぐを輩出したSMA(所属事務所)ですが、彼らは「ブレイク待機組」のまま停滞しています。「次」の枠は、後輩のモダンタイムスやTOKYO COOLに奪われつつあります。
9. トーク番組での「置物」化
りんす氏がエピソードトークをしない限り、コンビとしての発言力がありません。特に小田氏は、ひな壇で機能しているところをほとんど見かけません。
10. 「懐かしのファイナリスト」枠の固定化
彼らの肩書はいまだに「2018年KOCファイナリスト」。この「過去の栄光」が、かえって彼らを「終わった人」のイメージに固定化させています。
総括:今後の提案と期待
最大の課題は小田氏の覚醒。彼が「普通の人」を脱し、りんす氏の狂気を増幅させる「相方」になった時、コンビは再起動する。SMAの先輩(錦鯉・バイきんぐ)に続く「中年ブレイク」を期待したい。