オドぜひアナウンサー歴代総まとめ！市野瀬・磯貝・阿部アナの魅力を徹底解剖

DMM TV発のオリジナルバラエティ『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』（通称：オドぜひ）をご存じでしょうか？

この番組は、オードリーの若林正恭と春日俊彰のMCのもと、一般人が「会ってほしい人」を連れてくるという独特の構成で、長年にわたり多くの視聴者を魅了してきました。

「アシスタントアナウンサーがこんなに番組に影響を与えているバラエティって他にあるの？」「なぜ歴代アシスタントはそれぞれ異なる魅力なのか？」と疑問に思っている方も多いでしょう。

本記事では、『オドぜひ』を彩ってきた3人の歴代アシスタントに焦点を当て、それぞれの個性、番組での役割、そして視聴者との関係性を徹底的に分析します。

最後まで読めば、「オドぜひ」という番組がなぜ10年以上もの長きにわたり愛され続けているのか、そしてアシスタントアナウンサーの存在がいかに重要であるかが理解できるでしょう。

初代アナウンサー：市野瀬瞳（在任期間：2012年4月～2018年2月）

「オドぜひ」の歴史は、市野瀬アナと共に始まりました。

彼女は番組の基礎を築き、その後の「オドぜひ」の方向性を決定づける重要な存在となりました。

市野瀬アナの特徴や番組での活躍について詳しく見ていきましょう。

• 異例の抜擢と「代理」時代
• 番組の顔としての活躍と記憶に残るエピソード
• 卒業、そしてフリーアナウンサーへ

それぞれ詳しく解説していきます。

異例の抜擢と「代理」時代

市野瀬アナは、番組スタート時に中京テレビに入社したばかりという状況でした。

新潟総合テレビからの移籍直後、入社わずか7日目にして番組の初回収録に参加するという異例の抜擢を受けています。

当時のプロデューサー富田恭彦氏の起用理由が非常に興味深く、「この人がニュースを読んでいたら嫌だと思った」という型破りなものでした。

• 入社わずか7日目での抜擢という異例の起用
• 「代理」の肩書きで約6年間進行
• バラエティ番組に適した型破りなキャラクター

特筆すべきは、彼女の肩書きには常に「(代理)」が付記されていた点です。

正式なアシスタントではなく仮のポジションであることを示すこの肩書きは、約6年間の在任期間中一度も外れることはありませんでした。

この「(代理)」という肩書き自体が市野瀬アナの番組内での立ち位置を象徴するとともに、何でもありという番組の自由な雰囲気を表していたと言えるでしょう。

番組の顔としての活躍と記憶に残るエピソード

市野瀬アナは、アナウンサーの枠にとらわれない奔放なキャラクターで番組の創成期を支えました。

新潟局アナ時代とは異なる親しみやすい（あるいは、いじりやすい）キャラクターで、オードリーとの間に独特の関係性を築き上げています。

特に若林正恭からは「嫌い」と公言されるなど、そのストレートなやり取りが番組の名物となりました。

• レジェンドぜひらーたちとの絶妙な掛け合い
• 激辛料理や過酷な中継など体を張った企画への挑戦
• 局内での鼻歌疑惑など独自のエピソードが豊富

市野瀬アナの在任期間中には、コンパ王・石黒、ニートの疇地・覚前、スーパー人間・高羽、虹色侍といった数々のレジェンドぜひらーが誕生しました。

激辛料理が得意であることが判明したり、年末SPでの過酷な中継に参加したり、官能小説の朗読に挑戦したりと、常に体を張る姿勢が視聴者の印象に強く残っています。

その全力ぶりは「女性アナウンサーという枠を軽々と飛び越えていた」と評されるほどで、番組の個性的な魅力を最大限に引き出していました。

卒業、そしてフリーアナウンサーへ

市野瀬アナは第1子妊娠に伴う産休・育休のため、2018年2月に番組を卒業しました。

その後、2020年3月末で中京テレビを退社し、フリーアナウンサーとしての道を歩み始めます。

退社直前の放送回にはゲストとして再登場し、オードリーに直接フリー転身を報告するなど、番組との強い絆を感じさせました。

• 2020年4月からフリーアナウンサーとして活動開始
• 全国ネット番組やラジオDJなど活躍の場を拡大
• ワインエキスパートなど酒類関連の資格を多数取得

フリー転身後は、持ち前のキャラクターを活かし「踊る！さんま御殿!!」など全国ネットの番組にも出演しています。

また、ワインエキスパートやSAKE DIPLOMA、きき酒師など酒類に関する資格を多数取得し、その知識を活かしたWebマガジンでの連載など、多方面で活躍しています。

市野瀬アナは「自分のキャラ全開でお仕事をさせてもらえて、心から楽しんでいます」と語るように、アナウンサーの枠を超えた才能を開花させ続けているのです。

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2代目アナウンサー：磯貝初奈（在任期間：2018年2月～2022年4月）

市野瀬アナの後任として白羽の矢が立ったのは、磯貝アナでした。

彼女は市野瀬アナとはまったく異なるタイプのアナウンサーであり、番組に新しい風を吹き込みました。

磯貝アナの特徴と番組への貢献について詳しく見ていきましょう。

• 東大卒・気象予報士という異色の経歴
• 知性派アナウンサーが生む新たな笑い
• フリー転身と大学院進学への道

それぞれ詳しく解説していきます。

東大卒・気象予報士という異色の経歴

磯貝アナは、東京大学工学部卒業という輝かしい学歴の持ち主でした。

在学中には『NEWS ZERO』でお天気キャスターを務め、高校1年生で気象予報士の資格を取得、さらにミス東大コンテスト2015準ミスという、非常に華やかな経歴の持ち主です。

番組の黒幕的存在である稲村沙綾アナ（当時）が、「市野瀬アナとは真逆のキャラ」として推薦し、「頭がよさそうだから」という理由で抜擢されました。

• 入社3年目で「オドぜひ」アシスタントに抜擢
• 当初は「代理」表記があったが全国ネット化と共に変更
• 知的イメージが市野瀬アナとの明確な差別化に

磯貝アナは2018年2月17日の放送から登場し、当初は市野瀬アナ同様「(代理)」の肩書きが付いていました。

しかし、番組名が変更され全国ネット展開が本格化した2019年4月からは「アシスタント」表記となりました。

これは番組におけるアシスタントの役割が、単なる「代理」から正式なポジションへと変化したことを意味し、磯貝アナの時代に番組が一つの転換期を迎えたことを示しています。

知性派アナウンサーが生む新たな笑い

磯貝アナの持ち味は、知的な雰囲気と番組の持つ「くだらなさ」とのギャップから生まれる独特のユーモアでした。

市野瀬アナのような積極的な参加とは異なり、どちらかといえば控えめな立ち位置ながら、オードリーからの無茶振りやぜひらーとの突飛な絡みの中で見せる素のリアクションが視聴者の笑いを誘います。

例えば、先輩アナウンサーから番組内での立ち居振る舞いについて指摘を受けたり、自身の恋愛観について赤裸々に語ったりする場面は、新たな番組の魅力を創出していました。

• 控えめながら知的な存在感を放つキャラクター性
• 無茶振りへの冷静なリアクションが新たな笑いに
• 美貌とスタイルで新たな視聴者層を獲得

初めての出張ロケで遅刻して怒られたエピソードや、オードリーやスタッフとの良好な関係性を語るなど、徐々に番組に馴染んでいく様子も視聴者に親しまれました。

また、その美貌とスタイルも注目され、「磯貝アナ目当てで見ていた」という視聴者も少なくなかったようです。

彼女の存在は、番組が全国へと広がっていく中で、新たな視聴者層を獲得する一助となり、「オドぜひ」の進化と発展に大きく貢献したと言えるでしょう。

フリー転身と大学院進学への道

約4年間アシスタントを務めた磯貝アナは、「時間を取って学びたいことができた」という理由で、2022年3月末をもって中京テレビを退社しました。

退社に伴い番組も卒業となりましたが、卒業直前の3週間は、フリーアナウンサーとして出演するという異例の形を取りました。

退社翌日の2022年4月1日からは、セント・フォースに所属しフリーアナウンサーとして活動を開始し、同年8月には東京大学大学院（公共政策大学院）に合格したことを報告しています。

• 退社後もフリーとして3週間番組に出演という異例の形
• フリー転身と同時に東大大学院進学を実現
• 現在はアナウンサー業と学業を両立

フリー転身後は、『東大王』や『グッド！モーニング』（気象情報担当）、『サンデーLIVE!!』（気象コーナー担当）など、報道・情報番組からクイズ番組、ドラマ出演まで幅広く活躍しています。

磯貝アナは、アナウンサーという職業にとどまらず、学問的探究も続けるという、まさに彼女らしい選択をしました。

この姿勢は、番組内で見せていた知的好奇心の高さや冷静な判断力とも一致しており、彼女の一貫したキャラクターを感じさせます。

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3代目アナウンサー：阿部芳美（在任期間：2022年4月～現在）

磯貝アナの後を受け、現在の3代目アシスタントを務めているのが阿部アナです。

彼女は前任者とはまた異なるタイプのアナウンサーであり、新たな魅力で番組を盛り上げています。

阿部アナの特徴と現在の活躍について詳しく見ていきましょう。

• 体育会系？ 新アシスタントの登場
• 番組への適応と視聴者からの支持
• 現在の活動と番組との意外な繋がり

それぞれ詳しく解説していきます。

体育会系？ 新アシスタントの登場

阿部アナは、2018年に中京テレビに入社し、磯貝アナの2年後輩にあたります。

彼女の就任は、2022年4月18日放送回で当時中京テレビ経営企画局にいた稲村沙綾氏によって発表され、翌週の4月25日放送回から正式にアシスタントとして登場しました。

阿部アナの起用理由は、「運動神経が良さそう」というこれまた「オドぜひ」らしいユニークなものでした。

• 東海大学体育学部出身という体育会系の経歴
• 初登場時には空中ブランコを披露
• 前任者と異なり「(代理)」表記なしで正式起用

東海大学体育学部出身という経歴が決め手になったとされ、初登場時には空中ブランコを披露するなど、その身体能力の一端を見せました。

市野瀬アナ、磯貝アナにあった「(代理)」表記はなく、当初から正式なアシスタントとしての就任です。

これは番組の位置づけがより確立され、アシスタントの役割も明確になってきたことを示すとともに、阿部アナへの期待の高さも表していました。

番組への適応と視聴者からの支持

バラエティ番組のレギュラーアシスタントを務めるのは「オドぜひ」が初めてだった阿部アナ。

番組特有の空気感や立ち振る舞いに戸惑う様子も見受けられました。

就任当初には「自分がいる意味を見出したい」「私でいいのかな」と率直な思いを口にし、若林から助言を受けるシーンも描かれています。

こうした初期の試行錯誤は、前任者が築いてきた番組のイメージに新たに飛び込む難しさを示すものでしたが、その奮闘する姿が視聴者の共感と応援を呼ぶきっかけにもなりました。

• 番組での立ち位置に悩みながらも成長を見せる姿
• 持ち前の明るさと全力な姿勢が視聴者に人気
• 「第2期ぜひらー総選挙」で見事第1位を獲得

持ち前の明るさと全力で物事に取り組む姿勢が視聴者にも受け入れられ、番組10周年を記念して2023年1月～2月に実施された「第2期ぜひらー総選挙」では、並み居る人気ぜひらーを抑えて見事第1位を獲得しました。

これは彼女が視聴者から確かな支持を得て、番組に不可欠な存在として認められた証と言えるでしょう。

現在も番組公式YouTubeチャンネルの動画に頻繁に登場するなど、番組の顔として活躍しています。

阿部アナの成長物語は、視聴者が応援したくなる魅力を備えており、それ自体が番組の新たな見どころとなっているのです。

現在の活動と番組との意外な繋がり

阿部アナは現在も「オドぜひ」アシスタントを務める傍ら、様々な番組で活躍しています。

『キャッチ！』のキャスターやリポーター、『喫茶ソルセオ』、『シネマBAR』など、中京テレビの他の番組にも出演し、幅広い経験を積んでいます。

プライベートでは、アシスタント就任直後の2022年5月に結婚を発表し、2023年1月の「オドぜひ」放送内で、お相手がプロサッカー選手の森勇人選手であることを明かしました。

• 中京テレビ内で複数番組を担当する活躍ぶり
• 結婚相手は元「ぜひらー」という驚きの繋がり
• 公私にわたる「オドぜひ」との深い関係性

驚くべきことに、森選手は過去に「頭にボールをずっと乗せられるJリーガー」として「オドぜひ」に「ぜひらー」として出演した経験があるのです。

現役アシスタントが元「ぜひらー」と結婚するという事実は、番組の長い歴史の中でも特筆すべき出来事であり、アシスタントの私生活と番組のコンセプトが交差する非常にユニークな繋がりを生み出しました。

この事実は、今後の番組内でのオードリーとのやり取りや企画に新たな展開をもたらす可能性を秘めており、「オドぜひ」という番組が単なるバラエティを超えた存在感を持っていることを象徴しています。

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アシスタント交代の変遷と番組への影響

「オドぜひ」の歴代アシスタントは、それぞれが独自の個性で番組に貢献してきました。

彼女たちの交代が番組にどのような影響を与え、進化をもたらしたのかを考察します。

三者三様のアシスタントが番組に与えた影響について詳しく見ていきましょう。

• 個性の連鎖：三者三様のスタイル
• 番組の化学反応と進化への貢献
• 歴代アシスタント比較概要

それぞれ詳しく解説していきます。

個性の連鎖：三者三様のスタイル

「オドぜひ」の歴代アシスタントたちは、それぞれまったく異なる個性で番組に独自の彩りを添えてきました。

初代の市野瀬瞳アナは、「ニュースを読んでいたら嫌だ」という理由から起用され、その破天荒で物怖じしないキャラクターによって番組の土台を築いています。

続く2代目・磯貝初奈アナは、東大卒の気象予報士という知的なバックグラウンドを持ち、市野瀬アナとは対照的な立ち位置で、新たな笑いのスタイルを確立しました。

• 市野瀬瞳：破天荒でエネルギッシュな「何でもあり」の体現者
• 磯貝初奈：知的で冷静、番組のシュールさとのギャップが魅力
• 阿部芳美：体育会系の明るさと成長する姿が視聴者の共感を呼ぶ

3代目・阿部芳美アナは体育会系のバックボーンを持ち、就任当初の戸惑いを見せつつも、持ち前の明るさで番組に溶け込んでいきました。

番組内で直接的にアシスタント同士が比較される場面もあり、例えば「市野瀬さんは大爆笑だが、磯貝さんは引いている」といった指摘からも、各アシスタントの個性の違いが浮き彫りになります。

制作陣が意図的に異なる個性を持つアナウンサーを起用することで、番組に新鮮な空気を取り入れ続けてきた戦略が見て取れるのです。

番組の化学反応と進化への貢献

アシスタントは、オードリーと「ぜひらー」という二つの要素をつなぐ重要な架け橋です。

彼女たちは番組全体の化学反応を促進する「第三の要素」として極めて重要な役割を果たしてきました。

市野瀬アナの時代は番組のアイデンティティが形成される混沌とした時期であり、磯貝アナの時代は全国展開と共に洗練されたユーモアが加わった時期と言えます。

そして阿部アナの時代は、番組の核となる部分を維持しつつ新たな進化を続けていると言えるでしょう。

• 約6年、約4年という周期でのアシスタント交代
• 各時代に合わせた番組カラーの進化
• マンネリ化を防ぎ常に新鮮な空気感を保つ戦略

約6年、約4年という節目でアシスタントが交代してきた歴史を振り返ると、番組のマンネリ化を防ぎ、常に新鮮な空気感を保とうとしてきた戦略が見て取れます。

オードリーとゲストの関係性に変化を与え、番組に新たな刺激をもたらす上で、アシスタントの交代は非常に効果的な手段となっています。

こうした戦略が功を奏し、「オドぜひ」は10年以上にわたって多くの視聴者に愛され続ける長寿番組へと成長することができたのです。

歴代アシスタント比較概要

ここで、歴代アシスタントの特徴と変遷を一覧表でまとめてみましょう。

三者三様の個性や背景が、「オドぜひ」の進化の歴史そのものを物語っています。

それぞれの特徴を担当期間、背景、卒業理由、その後の進路などの観点から比較してみます。

氏名	担当期間	在籍時の所属	主な特徴・背景	卒業理由	卒業後の進路
市野瀬 瞳	2012年4月8日〜2018年2月10日	中京テレビ	元新潟局アナ、”代理”、バラエティ適性	産休・育休→退社	フリーアナ（専門：酒類）
磯貝 初奈	2018年2月17日〜2022年4月18日	中京テレビ（→最終3週はフリー）	東大卒、気象予報士、知性派	フリー転身・大学院進学	フリーアナ・大学院生
阿部 芳美	2022年4月25日〜現在	中京テレビ	体育大卒、明るさ、成長中	現役	現役

この表を見ると、それぞれのアシスタントがまったく異なるバックグラウンドと特性を持っていることが一目瞭然です。

また、卒業理由もそれぞれ異なり、市野瀬アナは産休・育休から退社へ、磯貝アナは学業のための退社、そして阿部アナは現在も活躍中というように、それぞれが独自のキャリアパスを歩んでいます。

興味深いのは、どのアシスタントも「オドぜひ」という番組での経験を糧に、その後のキャリアを広げているという点であり、番組が彼女たちの成長にも大きく貢献していることがうかがえます。

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まとめ：番組の歴史を彩るアシスタントたちの功績

「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」の10年を超える歴史において、歴代アシスタントアナウンサーたちが果たしてきた役割は計り知れません。

彼女たちは単なる進行役ではなく、オードリーの二人と共に番組の空気感を作り上げ、個性豊かな「ぜひらー」たちとの架け橋となってきました。

三者三様の魅力を持つアシスタントたちの存在は、「オドぜひ」が長年にわたって視聴者を惹きつけ続ける理由の一つであることは間違いありません。

オードリーとぜひらー、そしてアシスタントが織りなす予測不能な化学反応こそが、この番組の真骨頂と言えるでしょう。